ブログ

革にはキズがある(1)

私も革を触るまで、革にはキズがあるのが当たり前だって知りませんでした。よーく考えたら、当たり前なんですよね、だって生き物だから。

うちの場合、牛さんの革をメインに使っていますが、牛さんの革は反頭分が「一枚」として売られています。本当は「半裁(はんさい)と言いますが、専門的な話は置いときます。

牛さんの形をしているので、端っこは直線ではありません。とりあえず、こっちが頭、こっちがお尻、足、お腹、背中というふうになってますが、一枚の革です。

革は人工的に作られたものではないので、生きていたころにできたキズやシミ、しわなどがあります。どこかの牧場で走っていたときに木に引っかかって傷ついたのかもしれないし、皮膚病が治った跡かもしれない。

私たちにもありますよね、そういうキズ。シミもあるし、シワもある。何もない人がいたら、その人は・・・ロボットか宇宙人。

自分の皮膚も、牛さんの革も、同じなんですよね。だから、逆にキズがあるのが本当の革を表しています。合成皮革(ビニール)は、キズがありません。きれいだけど、つまらないですよね。そう思います。

だから、革が好きな人は、革のキズやシミ、シワも愛してくださいね。ケンモツからのお願いです。革好き、集まれ~(と、心から願う。)

革のキズのことは、また書きます。